成長期には、子どもの背が伸びますよね。どんな仕組みで伸びるのでしょうか。
そのあたりを話していきます。
実は・・
といって、初めからごめんなさい。
実は、いまだ完全には解明されていないんです。
「なんだぁ」と言わず、もう少しお付き合いください。
現象は分かっているんですが、そのもっと上の仕組みや複合的な仕組みが分かっていないんですね。
本当に簡単に成長期(身長について)の現象を言います。
骨端線がある状態(成長期)で成長ホルモンが分泌され、物理的な適度な刺激があると骨が伸びます。
これだけです。
骨端線はいつまであるのか
骨端線はいつまであるものなのか(成長期の終わり)の本当のところとか、成長ホルモンが出る人出にくい人の違い、物理的な適度の刺激ってどのくらいなのか。良くわかっていません。
成長ホルモンについて
成長ホルモンはアミノ酸のアルギニンが必要だということは現象としてわかっています。一部アルギニンを飲んでも成長ホルモンが出ないとかいう方もいますが、成長ホルモンの分泌にはアルギニンが必要なことは間違いありませんから、根拠がよくわかりません。
量の問題は確かにあるでしょうね。ですから、アルギニンの身長サプリの場合、しっかり成分量が書いてあるものが大事です。
私が見た論文では口から1日に4gのアルギニンを摂取すると成長ホルモン剤を注射するレベルで血中の成長ホルモンが存在することのことでした。
ただ、成長ホルモンを作り出す能力自体(下垂体)に何か不都合があると、アルギニンがあったとしても、成長ホルモンを分泌することはできません。
例えば、材料(アルギニン)があっても工場の機械(下垂体)が壊れていれば、生産物が出来ないと同じです。
そもそも栄養素について
成長ホルモンについてちょっと述べましたが、基本情報としてタンパク質、アミノ酸について説明します。
大事な三大栄養素として、炭水化物、タンパク質、脂肪というのはご存知の方も多いと思います。
炭水化物(米、小麦など)はエネルギーを担当、脂肪(油)はエネルギーの貯蔵、タンパク質(肉、魚、豆)は組織(皮膚、髪の毛など全般)を担当しています。
そのため、これらがバランスよく摂られていないと、健康的な体になりえないんですね。
タンパク質についてですが、タンパク質はアミノ酸がたくさん繋がって出来ています。食べた食事は、唾液、胃液、膵液、腸液等で分解されます。タンパク質はアミノ酸にまで分解された状態で体内に吸収されます。
吸収されたアミノ酸は、自分の体で必要なタンパク質を作るための材料になります。そのため、一種類のアミノ酸は絶対一種類タンパク質になるわけではありません。いろんなタンパク質の材料になるんですね。
アミノ酸のアルギニン
上でタンパク質の原料はアミノ酸といいました。
そのアミノ酸の一種であるアルギニンは、体内で自分で作ることができます。
じゃあサプリで摂らなくてもいいんじゃんとなりますが、成長期には、かなり体内で使われるので、生産が追いつかないんですね。
WHO(世界保健機関)では、子供は1日に5g〜7g程度摂取したほうがよいと推奨しています。
食品でアルギニンを5g程度を取ろうとすると、豚肉で300〜400g位です。納豆などの大豆にもアルギニンは入ってますが、ひとパックで500mg位ですので、10パック?!・・・厳しいですよね。
豚肉も1日ならともかく、毎日となるとどうでしょうか。
ですから、成長期ではサプリでアルギニンを補うことが大事です。
成長ホルモンの分泌について
成長ホルモンは成長期以外にも普通に分泌されています。下垂体といって、脳の一部(小指の先くらい)から分泌されます。μgくらいの量です。(mgの1000分の1)
睡眠中によく分泌されることが分かっています。成人の場合は、疲労回復などの日々の体のメンテナンスとして重要です。
子供で先天的or後天的に成長ホルモンの分泌量が少ない子供がいます。そういった子供は低身長症と言われて、成長ホルモンを直接注射で補充する治療が行われます。
ただ、このホルモン剤は非常に高価です。一週間数万円程度でしょうか。
標準身長から、-2.5S.D以下(簡単に言うとかなり小さい)の場合は、国や、自治体からお金が出るので、ほぼ自己負担はないです。
標準身長については、こちらを参考にしてください。
また、-2.0S.D以下の場合は、保険が効きます。なので、月に数万円になってしまいますが、高額療養費という仕組みでそれ以上にはならないです。
ただ、この国・自治体からのサポートは結構身長が小さい状態でも、病気とは言えないレベルになると打ち切られます。保険が効く範囲でも同様です。
そのため、普通以上に大きくなってほしいなんて思う保護者の方は、完全自己負担か、アルギニンサプリで対応するしかありません。
知り合いの社長さんのお宅では、自己負担で子供に注射しているのといってましたが、毎月100万円以上だそうです!
その子も初めは、自治体からのサポートがあったんですが、基準の身長に達したので打ち切られたんです。
まぁ稼いでいる方なので家計は大丈夫でしょうが、聞いた時は衝撃でした。
まとめ
- 自己負担の成長ホルモン注射は現実的でない。
- アルギニンは成長ホルモン分泌を促す
- 成長期の必要アルギニン量は半端ないので、サプリも使うのが吉
皆さんの頭の整理になれば幸いです。
1.Dr.Senobiru(ドクターセノビル)
何と言っても、アルギニンの量が5000mgとダントツ。
飲み物に溶かして飲むタイプ(牛乳以外でもOK)です。
定期コースなら50%OFFで継続できます。
さらに60日間の返金保証だから気軽に試せますね。
返金保証は公式サイトからの申込みに限ります。
価格:9800円(定期コース時)
2.アスミール
カルシウムの他、鉄分、亜鉛などをカバーしている。
同じバランスタイプでもカラダアルファより安価なのがGood
しかしながらアルギニン量が微量なのが残念。
お子様の全体的な栄養状態を補完するためのサプリとして使うのが吉。
成長ホルモンをもっと分泌させる環境にしてあげたいなら、アルギニンサプリを追加すると良いです。
価格:2050円(定期コース初月。以降は3686円)